せどり・転売で商品が売れずにお困りのあなたへ。
商品のリサーチにばかり時間と労力を使っていませんか?
せどり・転売のポイントは「何を売るか」、「どこで仕入れるか」よりも「売り方」です。
このページでは、せどり・転売で「何を売るか」、「どこで仕入れるか」よりも大切な、付加価値をつける売り方をご紹介します。
せっかく利益の出そうな商品を仕入れたのに、ライバル出品者の中に埋もれるような売り方では、お客さんがあなたの商品を購入する可能性は低くなってしまいます。
これではもったいないですよね。
「何を売るか」、「どこで仕入れるか」を必死に考え、たくさんの商品をリサーチしたのか意味がありません。
ぜひこのページで、商品に付加価値をつける売り方を身に付けて頂きたいと思います。
テクニックというより、出品する姿勢と言った方が良いかもしれませんが、せどり・転売では必須の売り方です。
にもかかわらず、実践している出品者はほとんどいません。
つまりライバルが極端に少ない売り方です。
せっかくリサーチして見つけた商品が売れずに困っているなら、ぜひこの先を読み進めて頂ければと思います。
「何を売るか」や「どこで仕入れるか」より大切な「付加価値」
せどりも転売もビジネスである以上、ビジネスの原則に従えば結果はついてきます。
そしてビジネスの原則にも色々ありますが、せどり・転売で大切なことは、付加価値をつける売り方です。
なぜなら、付加価値、つまり「他の商品にない価値」というのは、お客さんがあなたから買う理由になるからです。
これはせどりや転売を実践するうえで、「何を売るか」や「どこで仕入れるか」ということより大切な視点です。
あなたの商品に付加価値を付ける売り方さえできれば、ライバルより高く売ることもできます。
付加価値の注意点
付加価値を付ける売り方が大事とはいっても、忘れてはいけない注意点があります。
それは、自分本位の付加価値では意味がないということです。
付加価値は、お客さんの立場に立って考えなくてはなりません。
お客さんにとってメリットがあるからこそ「価値」となるのです。
これもビジネスの大原則ですよね。
自分本位の売り方になった途端、ビジネスはうまくいかなくなります。
頭では理解できていても、いざ自分が出品する立場になると忘れてしまう。
だから稼げないのです。
せどり・転売は、ネットビジネスの中でもかなりシンプルなビジネスモデルですよね。
「何を売るか」、「どこで仕入れるか」を決めたうえで、利益が出る商品を探して売るだけ。
せどり・転売が、よく初心者にオススメのネットビジネスとして紹介されるのも、このシンプルさにあります。
でも多くの人が簡単には稼げません。
それはなぜか。
売ることばかりに意識が行っているからです。
ビジネスの大原則を忘れてしまい、お客さんにとってのメリットを生み出せていないからです。
せどり・転売がシンプルなビジネスなのに簡単に稼げない理由はたいてい2つに限られます。
商品が見つからないからか、自分本位の売り方になっているからか、このどちらかです。
商品が見つからないのは、リサーチ方法や商品知識によるところが大きいので、地道に経験を積み重ねていく必要があります。
ですが、売り方は意識を変えるだけで、すぐに変えることができます。
自分本位の売り方ではなく、お客さんの立場で考え、本当にお客さんのメリットとなる価値を、商品説明の中で伝えればいいだけだからです。
もう自分本位の売り方は卒業しましょう。
私がこの売り方を実践していたのはアマゾンです。
アマゾン転売のノウハウを購入し、「何を売るか」や「どこで仕入れるか」を決めてリサーチした商品を出品してみても売れない。
利益の出る商品を見つけても、ライバルが自分より1円でも安く出品したら、大抵は安い方から売れていきます。
かといって、単に安くするという売り方では自分が赤字になる。
仕入れはできても出品の段階でライバルに負けるという結果が続いていました。
ところが、ある出来事をきっかけに私のせどりや転売に対する考えが大きく変わりました。
その出来事とは引っ越しです。
運送業者の人手不足の影響で、引っ越しの費用が予想以上に高くなってしまい、当初の予定より多くのお金が必要になりました。
そこで急きょ費用を捻出するために、不要な家電をヤフオクで売ることにしました。
ただ、引っ越しに間に合わせるため、確実に現金を手に入れなければなりません。
そのための戦略が必要です。
1つ1つの利益は大きくなくていいから、とにかくある程度まとまった現金が確実に欲しい。
こう考えたのが、後々この売り方を思い付くきっかけとなりました。
つまり、確実に自分の商品を購入してもらう戦略です。
その時、私は確実に現金を手に入れるために、他の出品者がやっていない、でも極めてまっとうな売り方で家電を出品しました。
「この方法なら、きっと落札してもらえるはずだ」
そう思いながら出品してみると、予想通りというか、予想より早く落札されたのです。
オークション形式ではなく定額の即決形式にしたのですが、複数の商品にすぐウォッチリスト登録が数件つき、いくつかは翌日に落札されました。
ヤフオクの入札が増える週末だったというのも好条件でしたが、それ以上に、自分の考えた方法が上手くいったのがとても嬉しい経験となりました。
引っ越しの時に不要な家電をヤフオクで売るのは不要品販売であって、ビジネスというには程遠いかもしれません。
しかし、中古の品物を売るという点は、せどり・転売と同じです。
そして、せどりも転売もビジネスである以上、ビジネスの原則に沿った形で行えば上手くいきます。
引っ越しの時に私がとった戦略は、ごくシンプルなものでした。
お客さんの立場に立った売り方をする。
誰でも知っているこのビジネスの大原則を、ヤフオクの出品で実践しただけですから。
そして、それこそが付加価値を加えた売り方です。
つまり、こういう付加価値があればお客さんから注目され、購入してもらえるだろうなという売り方。
これは自分本位の売り方とは正反対です。
自分本位の売り方から卒業してはじめて、せどりや転売で成果を出すことができます。
私は現在、せどりや転売は気が向いた時にやっている程度で、メインはコンテンツ販売を行っています。
ただ、少しまとまったお金が必要になった時に、以前やっていたせどりの売り方で稼げないかと考え、2ヶ月ほどやってみたところ、以前と同じように上手くいきました。
何年たっても原則の通りにやれば、ちゃんと成果は出るということですね。
この2ヶ月の成果をざっくりとご紹介すると・・・
・月の仕入額:約30万円(4商品)
・月の売上げ:約42万円
・月の利益額:約12万円
どちらの月も電脳せどりでこのぐらいでした。
8~10万ほどの商品を4つ仕入れて利益は約12万です。
もっとガッツリ取り組めば、利益額も比例して大きくなると思います。
この売り方が今でも十分通用することが分かったので、今回公開することにしました。
自分でも確証の持てる売り方ですので、「何を売るか」、「どこで仕入れるか」という悩みが少なくなることを願っています。
せどり・転売で付加価値をつける売り方
では、どのような付加価値を売り方が効果的なのか。
その答えはとてもシンプルです。
売り方をほんの少し変えるだけでOK。
答えを聞けば「なんだ、そんなことか」と、拍子抜けするような内容ですが、お客さんには大きなメリットを感じてもらえます。
私が実践していた付加価値をつける売り方は2つです。
丁寧な梱包と商品説明
そのうち1つは、丁寧に梱包し、梱包の状態を写真と文章で説明するというものです。
「なんだ、そんなことか」と思われたかもしれませんが、「そんなこと」を実践できている人は多くありません。
そもそも丁寧に梱包できていることが大前提です。
商品が傷つかないようにビニール袋に入れ、クッション材を使い、配送用の外箱に入れる。
その状態を写真に撮り、商品説明にも文章で書く。
ネットでモノを売るなら、ごく当たり前のことですが、実践している出品者は多くありません。
日本人は梱包状態を非常に気にします。
本体は問題ないのに箱がつぶれているだけで値下げされている商品が実店舗でもよくありますよね。
多くの場合、箱なんて捨てるのに、それすら綺麗でないと納得しないのが日本人です。
それはネットで買い物する時も同じです。
というより、ネットでの買い物は配送を伴うので、梱包の状態はよりシビアに見られます。
であれば、きちんと梱包して、なおかつその状態を写真と文章で伝える必要があります。
そうでないと購入者は心のどこかで不安に感じてしまいます。
多くの出品者がやっていないから自分もやらなくていいか、ではありません。
他の人がやっていないからこそ、やるだけで付加価値が生まれます。
付加価値がある売り方だから、購入してもらえる確率も上がるわけです。
丁寧な梱包、写真、説明文。
もしやっていないなら、必ず実践してください。
ただし、梱包は安心材料にはなりますが、それだけでお客さんの目を引き付けることはできません。
あくまで、商品ページを見た上で、きちんと送ってくれそうだなと安心して購入してもらうための手段です。
いくら梱包の丁寧さを全面的にアピールしても、お客さんは商品ページをクリックして閲覧してくれません。
梱包の丁寧さは、購入しようか迷っている時に後押ししてくれるという効果があるものなので。
そうではなく、たくさんの商品を眺めているお客さんに「お!」と思わせる。
つまり、自分の商品をクリックして閲覧してもらうための付加価値戦略があります。
返品返金保証をつける
もう1つの付加価値戦略は、返品返金保証をつける売り方です。
ネットで買い物をする時、「もし不良品だったらどうしよう」とか「予想と違うものだったらどうしよう」という不安は多かれ少なかれ誰でも抱くはずです。
顔の見えない相手から買う。
商品を見ずに買う。
手に取って触らずに買う。
これがネットでの買い物です。
だからその不安を取り除いてあげれば、それだけで価値が出ます。
ネット特有の不安をなくすとい売り方が付加価値となるのです。
だから金額は多少高くても売れます。
お客さんは少し余計にお金を出して「安心」を買っているということです。
実はアマゾンでもヤフオク、メルカリでも、キャンセル規定は設けられています。
ですが、最終回には当事者間の話し合いで決めることになります。
しかも、多くの購入者はそのような規定があることを知りません。
だから、先にこちらから返品返金保証を明記しておくだけで、大きな安心を与えることができ、それがそのまま付加価値となります。
できるだけお客さんの目に留まる所に「返品返金保証」や「返品OK」「キャンセル可」など明記することがポイントです。
商品タイトルの先頭や1枚目の画像内がベストです。
もちろん商品説明の中でも、返品返金手続きを詳しく伝える必要があります。
言うまでもありませんが、実際に返品申請が来たら誠実に対応してください。
その商品は、そのお客さんには購入されるべきではなかったわけですからね。
ただし、実際に返品申請がくることはめったにないので、ご安心ください。
私も過去何回かありましたが、それでも購入されやすさを考えれば、デメリットとしては小さなものです。
ノークレームノーリターンがほとんど当たり前になっている中で、返品返金保証をつけた売り方をしている出品者がいたら、お客さんはどれだけ安心して購入できるでしょうか。
安心してネットで買い物をしたい。
そんなお客さんが1人でも多くあなたの商品に巡り合えることを祈っています。
最後に
このページでは、せどりや転売を実践するうえで、「何を売るか」や「どこで仕入れるか」ということより大切な、商品に付加価値を付ける売り方をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
せどりも転売も、さまざまなノウハウがありますが、ビジネスの根本的な部分に焦点を当てた売り方を実践できている販売者は多くありません。
ぜひ、購入者目線に立った売り方で良い結果を出してください。
応援しています!